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絵本作家インタビュー | ふじもとのりこさん

絵本作家 ふじもとのりこさん

ふじもとのりこ
兵庫県神戸市生まれ。京都市立芸術大学日本画専攻を卒業。神戸市社会福祉協議会児童館に26年勤務した後、LUNLUN工房を立ち上げ、色鉛筆画教室や造形講師をつとめるなど活動中。ギャラリーVie絵話絵本研究科で絵本創作を学ぶ。「ケーキになあれ!」(BL出版)が単行本としてのデビュー作。兵庫県明石市在住
「飛び出す!絵本フェスタ」の記念すべき第1回は、絵本作家ふじもとのりこさんの登場です。
『ケーキになあれ!』『おかおになあれ!』『このパンなにパン』などの、おいしそうな作品を次々に生み出すふじもとさん。
最新作も、これまた、とってもおいしそうなんです!
著書『きょうのおやつはなんだろな?』について、お話を伺いました。

「おやつを作ってくれる」「楽しい!」という気持ち

私自身が子どもの頃、両親はいつも忙しく働いていました。
母はお弟子さんを数人抱える美容師で、それこそ運動会の日でさえ、私の出番だけ見てすぐに仕事に戻っちゃうんです。
それほど多忙な母が、ホットケーキを焼いてくれたりする時は、とてもうれしかったのをおぼえています。
食事とは違って、おやつを作ってもらう時って、とても楽しいですよね。
子どもにとって、なにか、愛情そのものを食べさせてもらっているような感じ。
単に体に入れるだけじゃなくて、人の根になる部分を作ってくれるような。
そして、これは、やりとりを楽しめる絵本です。
「きょうのおやつはなんだろな?」
七五調のリズムのある言葉。
日本語は、主語が無くても言葉が通じる言語ですよね。 日本人独特の五感を使ったやりとりで、主語がほぼ要らないんですね。
録音されたデジタルの音というのは情報量は少ないんです。 実際のコミュニケーションでは話している言語以外のものも伝わっているから。
大好きなおやつを通して、言葉のやりとりと、言葉以外のやりとりも楽しんでもらえたらと思います。
この絵本、はじめは月刊誌として出版されたたんです。
(「こどものくに」たんぽぽ版 2016年9月号 鈴木出版)
数か月後にハードカバーで書店に並び、中国での出版も決まりました。
実は月刊紙の時とハードカバーとでは表紙のタイトルの文字が少し変わっているんです。
その時の表紙の変遷のエピソードはブログでもご紹介しています。

絵本作家ふじもとのりこブログ

ふじもとのりこさんは、絵本フェスタ川口の第1回・第2回と、はるばる兵庫県からご参加いただき、イベントを楽しく盛り上げて下さいました。
もちろん、第3回もご参加の予定です。楽しみですね!
私達実行委員も、とっても楽しみにお待ちしています!